27:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/25(土) 23:29:39.05 ID:FaQC2Jtr0
やがてジュークボックスの前まで来るとそこで立ち止まり、胸に刺さった鎌の刃を右手で抜いて天井へ向かって投げる。
ガシャンッ!
ドガァ!!
悪魔達「ア"ァウウ!!」
すると天井に備え付けられたシーリングファンが下へ落ち、真下にいた悪魔の群れへ当たる。
ダンテ「フッ……イカれたパーティの始まりか」
ダンテは右手を上に挙げたまま人指し指を立たせる。
そして、ジュークボックスの再生ボタンへと人指し指を降り下ろしながら、彼はこう叫んだ。
ダンテ「……Let's rock!!」
ポチ……
そしてダンテはジュークボックスの再生ボタンを押した。が。
ポチ、ポチポチ……
何回押しても、ジュークボックスは反応しない。
彼はそれに腹が立ったのか、ジュークボックスへ背を向ける。
その瞬間。
ダンテ「……フンッ!!」
ガシャンッ!!
右腕を思いきり振り上げ、そのままジュークボックスに拳を叩きつけた。
カチャ、ウィィィィン……
すると、何かが起動したかのような音がジュークボックスから聞こえたかと思うと、やがてハードロック調の音楽が流れてきた。
ジャジャッジャ♪ジャジャッジャ♪
ダンテはそれに機嫌を取り戻したのか、その曲に合わせて足でリズムを刻む。
そしてそれに合わせて悪魔もゆっくりとダンテへと近づいていく。
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