過去ログ - ことり「おばあちゃんな絵里ちゃん」
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21:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 17:45:17.67 ID:H9EWgD6Ho

穂乃果「……それで、絵里は何を知りたいのですか?」

絵里「穂乃果が居ない理由。それと気付いているでしょ? 私が皆を穂乃果としか認識できていないことを」

穂乃果「そうですね……。この辺は誤魔化せるとは思っていません」

穂乃果「ちょっと! 海未っ! そんなところまで話しちゃうの!?」

穂乃果「絵里はおそらく答えに近づいています。認められるようになってきた証拠でしょう。それならば、ある程度を話しておくことも重要だと思います」

絵里(認められるようになってきた、ね)

穂乃果「さて、絵里。まずはあなたの推測を聞かせていただけますか?」

絵里「そうね……。穂乃果が何らかの原因で学校に来ていない。こんなことを言うのは嫌だけど、最悪死去してしまっている可能性も考慮に入れているわ」

穂乃果「……っ!?」

絵里「おそらく、穂乃果がそうなってしまった場所に私は居て、そのトラウマから見るもの全てが穂乃果に代わってしまった」

絵里「そして、それを理解している周囲の人間が、私のその特殊な状況を利用して、穂乃果が不在であることを誤魔化している」

絵里「……どう? 大分良いところをついていると思うのだけど」

穂乃果「……驚きました。ほぼ正解です。そして、穂乃果が亡くなっている可能性もあなたは考えていたのですね」

絵里「どうしても思考の終着でそこに行きつくのよ」

穂乃果「そうですか……」

絵里(そう言って、海未は押し黙ってしまった。言うべきことを選んでいるのかもしれない)





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