過去ログ - ことり「おばあちゃんな絵里ちゃん」
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25:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 17:47:08.84 ID:H9EWgD6Ho
*ある日の会話
真姫「……絵里ちゃんは現実に気付く段階まで来ているようね」
海未「はい。あの様子ですと、穂乃果の死も受け入れているようです」
真姫「他人が穂乃果に見えている時点で、まだ準備ができていない気もするわ」
海未「そうなのかもしれません。ですが、明日にでも絵里の見ている光景が変わりでもしたら、絵里は耐えられるのでしょうか?」
真姫「治る兆候は表れているのだから、避けては通れないでしょうね」
海未「絵里はリハビリをして身体の調子を戻しました」
真姫「その直後ね、植物状態だった穂乃果ちゃんが帰らぬ人になったのは」
海未「それを知り、絵里の見る光景は変わってしまいました」
真姫「そして、私たちは大ウソつきになったわけね」
海未「……一連托生ですよ」
真姫「現実はいつも非情ね」
海未「そういうものです。私だって、今も穂乃果のことは冗談にしか思えません」
真姫「でも、絵里ちゃんはその瞬間を見てしまったから、有無を言わせないで現実として受け入れるしかなかった」
海未「……ラブライブ優勝したいですね」
真姫「突然ね? でも、それは穂乃果ちゃんに自慢ができるから是非とも叶えたいわね」
海未「はい。いずれ私もあっちに行ったら、自慢できるように今を頑張るつもりです」
真姫「……縁起でもない。でも、まずはラブライブ地区大会を勝ち抜かないといけないわね」
海未「大丈夫です。私たちには穂乃果がついているのですから」
真姫「案外、迷惑だって思っているのかもね」
海未「それでも良いです。私は穂乃果と一緒に立つべき場所に行くつもりですから」
真姫「……相変わらず、カッコいい人ね、あなた」
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