46:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 18:35:22.04 ID:/mnAPh1wo
貴音は、素食を皆から心配されながらもそれなりに満ち足りた日々を過ごしていた。
もらった薬も毎食きちんと飲んでいた。
人間というのは自分の体が危機に陥ると、習慣なんてかなぐり捨てることが出来るのだと貴音は感じていた。
だが、病魔はまだ諦めていなかったのだ。
貴音「体が怠い……」
起床した貴音にまず襲いかかったのは発熱だった。
貴音「38.5℃……風邪でも引いたのでしょうか、うっ」
そして、猛烈な腹痛と便意が波濤のように押し寄せてきた。
あわててトイレに駆け込むと血が混じった便。これは仕事どころではない。
貴音「……もしもし、小鳥嬢ですか。ええ、血便と腹痛と発熱が……」
小鳥『すぐ病院に行きなさい!』
貴音「は、はい」
小鳥『プロデューサーさん、今日車出す用事あります? 無い。わかりました……貴音ちゃん、すぐ行くから出かける用意して待っててね』
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