6:名無しNIPPER[sage]
2015/07/24(金) 15:09:36.03 ID:Slc/gtizo
それは未体験の痛みだった。
鼠径部より少し上のあたりに焼きごてでも突っ込まれたかのような鋭い痛みが断続的に襲いかかる。
もう出せるものなどないというのに便意も収まらない。
まるで腸全体が焼けているかのようだった。
食欲も全くわかず、貴音は水だけ飲んで寝台に横たわった。
しかし暫くすると便意と痛みに襲われ化粧室へ。
そしてまた水を飲んで横たわる、その繰り返しで一日が過ぎていった。
雪歩「こんにちは〜」
貴音「今、出ます……」ガチャ
雪歩「四条さん!? すごい顔色悪いですぅ!」
貴音「そ、そうですか……正直立ち上がるのもやっとなのです」
雪歩「とりあえずポ○リ買ってきましたから! 飲んでください。アイ○水じゃないですよぉ!」
貴音「まこと、感謝いたします……」ゴクゴク
雪歩「どうしよう、食欲はありますか?」
貴音「それが、全く」
雪歩「食べたら戻しちゃいそうな感じですか? おかゆくらいなら平気ですか?」
貴音「ええ、おそらくは」
雪歩「わかりました。用意するので休んでいてください」
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