過去ログ - 藍子「茜色に染まる帰り道」
1- 20
9: ◆8dLnQgHb2qlg[saga]
2015/07/25(土) 01:21:10.15 ID:qmzFL8mx0

「藍子ちゃんもでしたか。それなら話が早いですね」

「どうかしましたか? なにか用事でも?」

「ええ、ありますよ。担当アイドルがお休みだからって働いてばかりいる人を叩き出すお仕事が」

なんとなく、わかってしまった。

「いや、今回は無茶してませんから。そんなに先のことまでやってないじゃないですか」

「たしかに確定であろう案件しか回ってきませんけどね、それでも多いんですよ。私が帰りたいのでさっさと出てってください」

「いろいろと酷くないですか!?」

 どうやらいつも通りプロデューサーさんがやりすぎたようだ。
 こういうときは、たいてい私の出番だ。
 読んでいた資料を閉じて、鞄にしまう。

「藍子ちゃん」

「はい」

「この人のことお願いします」

「任されましたっ」

 これもいつものことだから慣れたものだ。
 アイドルがプロデューサーさんのお世話をしてるのは置いておくとして。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
30Res/21.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice