過去ログ - 花陽「お願いします……ここから……っ」窓付き「……」  
1- 20
110: ◆J56L221nBM
2015/10/12(月) 21:10:36.73 ID:lzLAtp45o
・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・




花陽「っ!?」

花陽「えっ?えっ!?こ、ここ何処……」

花陽「ぴゃあ!?た、高いっ…!私、何でブロックの上にっ…!」

窓付き「……」




気がつくと二人は、先程歩いていたと思われるブロック塀の上に飛ばされていた。
余りにも不可解な出来事な上に、狭い足場で足が震えあがっていた。




花陽「ひぃぃっ……!だ、誰かっ…!」 

窓付き「……」 スッ

花陽「えっ……は、あっ……」




少女が花陽の前に手を差し伸べた。
無表情に花陽に目を向けているが、急かす為に手を貸している様には感じられなかった。




花陽「あ、ありがとう、ございます……」

窓付き「……」 グッ

花陽「ひゃあ」




彼女の手に触れると、まるで人形の手に触れた様な冷たさを感じた。
一日目に手を引かれたときには、そんな事を気にする余裕が無かったのか、全くその様には感じ無かった。
が、その異様な冷たさに、花陽は益々この少女に関する理解が遠のいた様な気がした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
115Res/82.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice