過去ログ - 花陽「お願いします……ここから……っ」窓付き「……」  
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52: ◆J56L221nBM
2015/07/30(木) 23:48:07.86 ID:nE2Uy7S/o
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花陽「こ、ここは……」

窓付き「……」




門を潜り抜けると、見た事も無い光景が広がっていた。
真っ黒な地面、顔の様な絵に動物の牙が巨大化した様な大きな針……。

まるでそれは、鬼の角の様に絵の額に生えていた。




花陽「こ、これ……なに」 ピトッ

花陽「ひっ!?」



花陽は壁だと思い触れた物は、鬼の角だと思われる大きな針。
それは絵にだけではなく、この場所をぐるりと囲む様にびっしりと生えていたのだ。



どくん、どくん……




花陽「はっ…はっ…!」

花陽(ど、どうしよう…ここ、すごく怖いっ……!)



先程の場所とは明らかに違う危険な雰囲気に、花陽は思わず怯んでしまう。
どくん、どくんと心臓が高鳴り、次の一歩がなかなか踏み出せない。

 

花陽「あ、あのっ……やっぱり戻っても」

窓付き「……」 コク



花陽の恐怖感を感じたのか、少女は言葉に頷き門に戻ろうとする。


……が、振り向いた所で足を止めた。



花陽「へっ?あ、あの……」



花陽が不安そうに声をかけようとした、次の瞬間――



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