過去ログ - 花陽「お願いします……ここから……っ」窓付き「……」  
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69: ◆J56L221nBM
2015/08/02(日) 18:15:54.70 ID:jt/WK1czo
花陽「……どんな風に、見えてました?」

ことり「よく、分からないんだけど……」

ことり「ことりの目からは……なのかな?」

ことり「女の子と花陽ちゃんとは、少し離れた所で……自分から歩いたり、話しかけたりは出来なかったの」

ことり「例えるなら……うーん」

ことり「二人の様子を、二階の窓から眺めてる様な……そんな感じ」




ことりちゃんはちょっと困った様子で、花陽に夢の話をしてくれました。
二階の窓から、かぁ……。どうりで花陽は気づく事が出来ない筈です。




花陽「でも、どうしてことりちゃんだけ……」

ことり「花陽ちゃん、ごめんね。何だか花陽ちゃんの夢、覗き見しちゃったみたいで……」

花陽「う、うううううんっ!?全然構わないよ!わざとじゃないんだし!」

花陽「それに……」




あの夢の中の事――花陽だけが分かってても、他のみんなには分からないから、相談するのが億劫になってた。
でも、夢を見ていたのは、花陽だけじゃなかった――それを知れた事が、花陽にとってすっごく安心できる事。












花陽「……ぐすっ」

ことり「は、花陽ちゃん!?」

花陽「ひっく……ご、ごめんなさい……」

花陽「えぐっ……私、昨日の夢の事……誰にも……言えなくて……」

花陽「でも……私、すごく怖くて……ずっとっ……どうしようってっ……!」




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