過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part2)
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◆HheB5CIUf2
[saga]
2015/08/01(土) 00:34:51.50 ID:GHA7gx50o
読者のみなさんは疑問に思わなかったであろうか?
なぜ彼がアラクネーをすぐに殺しにいかなかったことを!
話はアラクネーがこの場所へ来る前よりさかのぼる
「ソウカイヤのニンジャの中にも比較的良心的なニンジャがいる……のだろうか」
「(ウグググ、フジキドよ、まだそんなことを言うのか)」
ここは個人用公衆トイレだ。ただの公衆トイレではない。
1回使用するのに10000円もかかる代わりに最新鋭の技術が培われたトイレである。
ウォッシュレットはもちろんあたたかい便座、シルクのごときトイレットペーパー、
そして上から降りているハンモックで睡眠も可能!実際安い!
彼、フジキド・ケンジはこのトイレの中、ゼンモンドーを行っていた。
「ナラク、もうお前の知っているニンジャの時代ではないのだ。ニンジャソウルが憑依したり、修行でリアルニンジャになった者でも奥ゆかしい精神の者はいる」
彼はユカノの情報を得る過程で元シックスゲイツでありロシア人であるサボターと浮浪者の面々の交流を見ていた。
サボターは浮浪者のヨージンボをしながら毎日を過ごしていた。彼は重度のアンコ中毒であり、そして祖国に帰りたがっていた。
それでも浮浪者たちにほだされ、こうしてヨージンボをしていたのだ。
だが……いや、いまはこの話は後回しにしよう。
「そしてこの間のタラバー歌カニの件だ」
「(ウググ、あの日は災難だったぞ)」
彼は彼女、シドニー・ニシゾノを初めて見たのはソニックブームを追跡していた時だ。
ニンジャとモータルである女子高生が楽し気に歌を歌っているではないか。
おもわず彼は「アイエエエ!?ニンジャのカラオケ!?カラオケナンデ!?」と叫びそうになったがこらえた。
極めつけはソニックブームのカショウ・ジツである。
あの歌は自分も弱い。のちの話であるがある探偵もあの歌が得意である。備えよう。
「しかし彼女はソウカイヤ、だがモータルに手をかける依頼をこなしているわけではない」
彼は調査不足であった。
「きわめつけにあの性格だどうみてもその」
「(イディオットといえ)」
「黙れナラク!スゴイシツレイだぞ!」
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