過去ログ - 女「あの、顔色悪いけど大丈夫ですか？」　男「・・・え？」
↓ 1- 覧 板 20
1:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:42:14.90 ID:ABv1zFOB0

女「もう講義終わりましたよ？」

男「あ、ああ」


・・・外を見ていた。

空はいつのまにか茜色をしていた。

時計を見ると5時近い。

講義はとっくに終わっていたようだ。

3階41講義室に残っているのは、オレと、オレに話しかけてきた女だけだった。


男「あ、すみません。ちょっとボーっとしてました。もう帰るんで」

女「あの・・・余計なお世話かもしれませんけど、そのまま外にはいかない方がいいと思いますよ」

男「えっ？」


なぜだか分からないが、シャツの襟が濡れていた。


男「・・・すみません」

女「あの・・・結構前から気になってたんです。全然講義聞いてないみたいですし、あまりに・・」

男「いえ、大したことじゃないんで大丈夫です」



SSWiki : ss.vip2ch.com


2:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:43:12.92 ID:ABv1zFOB0

そう言うとオレは、机に出しっぱなしになっていた経済原論の教科書を鞄に仕舞った。

外からは他の学生たちの声が聞こえる。

以下略


3:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:43:48.32 ID:ABv1zFOB0

＊＊＊

＊＊＊

以下略


4:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:44:18.27 ID:ABv1zFOB0

女「あ、会長。私が呼びました」

「あ、女さん。どうしたの？」

以下略


5:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:44:51.98 ID:ABv1zFOB0

女「まず、名前はノートの表面に書きなさい。中に書いたら内容を確認しなければ誰のだかわかりません」

女「次に、ノートに落書きをするのはやめなさい。ノートは勉強のためにあるものです」

以下略


6:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:45:24.50 ID:ABv1zFOB0

男「・・・」

「お、早かったな」

以下略


7:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:45:57.71 ID:ABv1zFOB0

「あれじゃね？セーリで機嫌悪かったとか」

男「はー、キモイわ」

以下略


8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/26(日) 17:46:54.77 ID:ABv1zFOB0
ここまでにします

9:名無しNIPPER[sage]
2015/07/26(日) 17:50:59.97 ID:D2Iv9stcO
乙です

244Res/140.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice