過去ログ - 男「貧乏神といる毎日」貧乏神「なのじゃ!」
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59: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:01:45.60 ID:e5+lYoG20
貧乏神『まったく、これだから都会の素人は。まぁよい、何か辺りに目印になる物はないか?』

男「田 ん ぼ」

貧乏神『じ ゃ ろ う な』
以下略



60: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:02:23.62 ID:e5+lYoG20
ピッ

貧乏神「……ハァ、せっかく迎えに来てもらおうと思ったのに」

貧乏神「さ、寂しい訳ではないぞ!兄貴面する奴にちょいとばかし甘えてやろうとかそんな事を思ったわけでもないぞ!」
以下略



61: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:03:15.27 ID:e5+lYoG20
……


男「すまん!本当に助かった!!」

以下略



62: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:03:53.93 ID:e5+lYoG20
貧乏神「酷いのじゃ……」ヒリヒリ

男「ったく、まぁそういうと思ったよ。ホレ」

貧乏神「ぬ?これは……」
以下略



63: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:04:39.23 ID:e5+lYoG20
貧乏神「……家に帰れば飲み物は他にもあっただろう。少ない金を使わせてしまって逆に申し訳なくおもうわ」グビグビ

男「とか言いつつしっかり飲むんだな。いや、大丈夫だまだ60円残ってる……5円チョコが12個買える……」

貧乏神「目が空ろ色をしておるぞ、無理をするな。しかしなぁ……」
以下略



64: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:05:26.70 ID:e5+lYoG20
貧乏神「私本来の力をお見せしよう、と言ったところかのう。ぐぬぬぬぬ……」

男「本来って……俺を不幸のどん底に陥れる能力か何かか!?やめろォ!!」

貧乏神「違うわ!貧は転じて福となり、好き働きをした者へ貧はその善行に報いる」
以下略



65: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:06:10.90 ID:e5+lYoG20
男「……500円玉」

貧乏神「おほぉ!今日は調子が良いみたいじゃ!得したな主様!」

男「お、おい?お前貧乏神じゃなかったっけ?憑りつかれている間は俺は金とは縁が無くなるハズじゃ……」
以下略



66: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:07:17.87 ID:e5+lYoG20
男「ったく、こんなことが出来るのなら俺も金の心配なんてしなくてよかったじゃねーか」

貧乏神「そうは言ってものう、ホイホイと使える力ではないのだ」

男「調子が良くても500円……ハァ、まぁ無いよりはマシか」
以下略



67: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:08:11.69 ID:e5+lYoG20
男「……」

貧乏神「……」

男「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
以下略



68: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:10:56.99 ID:e5+lYoG20
貧乏神「ふむ、それでは軽く妖怪の出生についての説明をするがよいかな?」

男「しまった、面倒くさそうな話題振っちまった」

貧乏神「まぁよい、聞け。ワシら妖怪は何とも曖昧な存在でな。その生まれ方は大きく分けて四つあるのじゃ」
以下略



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