過去ログ - 男「貧乏神といる毎日」貧乏神「なのじゃ!」
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78: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:21:14.36 ID:e5+lYoG20
……


男「はい、はい……すみません、はい……」

以下略



79: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:22:12.97 ID:e5+lYoG20
男「安定はしているそうだが、まだ目は覚ましてはいないそうだ……出来ればすぐに帰ってやりたいけど」

座敷童「なら、私があの娘に直接言って貴方から引き剥がします。お金も渡せないから今は仕方がないと思う」

友人「緊急事態だやむを得ないだろう。車も出してやれないし、時雨ちゃんと話し合ってくれ」
以下略



80: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:23:05.81 ID:e5+lYoG20
座敷童「……じゃあ今すぐにでも」

男「ま、まってくれ!すぐにじゃなくていいんだ!明日……の、朝に出発するよ。多分しばらく向こうにいると思うから準備も必要だし」

友人「そ、そうか?それでいいなら……なぁ?」
以下略



81: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:23:35.93 ID:e5+lYoG20
地獄鳥「おい、時雨嬢、こんな表で何をしている」

貧乏神「ギクゥッ!し、シーじゃぞ地獄鳥殿!何でもないからな!何でもー!!」ピューン!!

地獄鳥「お、おいおい……行っちまった」
以下略



82: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:24:09.21 ID:e5+lYoG20
……


貧乏神「な、なぁ主様よ!どうかな、私の味付けは?ちょいと薄味噌味にしてみたのじゃが……」

以下略



83: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:24:51.62 ID:e5+lYoG20
男「……」

貧乏神「……」

男「一つ、聞いてもいいか?」
以下略



84: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:27:02.18 ID:e5+lYoG20
貧乏神「我々貧乏神は貧困を司り、そしてその者を取り巻く幸と不幸も同時に失わせる」

貧乏神「つまり、平穏を与えるとも言われておるのじゃ……」

貧乏神「じゃが……私はどうも、人の不幸に出くわす体質らしい」
以下略



85: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:27:57.92 ID:e5+lYoG20
貧乏神「馬鹿を言うな!お主は実の妹を!家族を見殺しにするつもりか!!」

男「いやいや、まだ全然死なないから……ただ、意識が戻ってないだけ」

貧乏神「同じことじゃ!!私は……私を取り巻くものの後悔など見たくはない!!」
以下略



86: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:28:58.74 ID:e5+lYoG20
男「でも……」

貧乏神「安心せい、ちぃとばかしお主から剥がれたところですぐに消えたりはせん」

貧乏神「それに、新しい依り代なぞ他にすぐ見つかる。私の妖怪ネットワークを舐めるでないわ!」
以下略



87: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:29:58.93 ID:e5+lYoG20
男「えっと、着替え持って……パソコンもって……」

貧乏神「あと携帯電話も電源をつけておけ。お主から連絡の意志が無ければ連絡出来んのは不便じゃぞ」

男「あ、ああ、そうだったな!」
以下略



88: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:30:31.82 ID:e5+lYoG20
貧乏神「……少しだけ、昔ばなしをしてもよいか」

男「準備に差支えなければ」

貧乏神「前に話したここの家の主の話じゃ」
以下略



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