154:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 22:10:21.64 ID:LTcNh9Ii0
まどか「マミさん… やめてください、思い出してください… 私と一緒に幸せな世界を作るんですよね…」
マミさんからの返事はなく、首の締め付けが強くなった。
まどか「ほら、またお話したりお茶をしたり遊んだりしましょう? 私まだまだマミさんといろんなことがしたいです…」
マミさんからの返事はなく、さらに首の締め付けが強くなった。
まどか「マミさん… お願いですから… 私に気づいて…」
首の締め付けだけが強くなる。
まどか(マミさんはこのまま私を殺しちゃうのかな?)
まどか(私を殺した後は魔女として人間を殺していくのかな?)
まどか(そんなのマミさんの望んでいたことなんかじゃない… マミさんは誰かを救うためにずっと戦って…)
私はマミさんの顔を見た。魔女となってしまったマミさんに表情はなかったが、なんだか泣いているような悲しんでいるような気がした。
意識が朦朧としてきた、だけど私はマミさんの顔を見続ける、すると不思議なことがおこった。マミさんの声がどこかから聞こえてきた。
マミ(鹿目さん、私を助けて… 私を救って…)
まどか(マミさん…?)
マミ(あなたの力で私を救って…)
まどか(………)
それはただの幻聴だった。
だがその幻聴が罅割れていたまどかの心を完全に破壊した。
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