過去ログ - まどか「ですのーと?」
1- 20
154:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 22:10:21.64 ID:LTcNh9Ii0

まどか「マミさん… やめてください、思い出してください… 私と一緒に幸せな世界を作るんですよね…」

 マミさんからの返事はなく、首の締め付けが強くなった。

まどか「ほら、またお話したりお茶をしたり遊んだりしましょう? 私まだまだマミさんといろんなことがしたいです…」

 マミさんからの返事はなく、さらに首の締め付けが強くなった。

まどか「マミさん… お願いですから… 私に気づいて…」

 首の締め付けだけが強くなる。

まどか(マミさんはこのまま私を殺しちゃうのかな?)

まどか(私を殺した後は魔女として人間を殺していくのかな?)

まどか(そんなのマミさんの望んでいたことなんかじゃない… マミさんは誰かを救うためにずっと戦って…)

 私はマミさんの顔を見た。魔女となってしまったマミさんに表情はなかったが、なんだか泣いているような悲しんでいるような気がした。

 意識が朦朧としてきた、だけど私はマミさんの顔を見続ける、すると不思議なことがおこった。マミさんの声がどこかから聞こえてきた。

マミ(鹿目さん、私を助けて… 私を救って…)

まどか(マミさん…?)

マミ(あなたの力で私を救って…)

まどか(………)





 それはただの幻聴だった。

 だがその幻聴が罅割れていたまどかの心を完全に破壊した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
924Res/487.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice