過去ログ - まどか「ですのーと?」
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229:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 23:50:19.24 ID:c1+oLMGf0


6日目 どこかの魔女の結界


 暗闇の中、一人の魔法少女がリボンによって拘束されている。

魔法少女「くそっ! ふざけんな! これを外せよ!」

 暗闇で姿は見えないが、拘束された魔法少女から離れたところにいる少女が声を出す。

 その声は鹿目まどかの声だった。

まどか「駄目だよ。あなたさっき魔女に襲われていた人を助けようとしなかったよね? ねぇ、どうして助けようとしなかったの? あなた魔法少女でしょ?」

魔法少女「うるせぇ! 人がどうなろうとあたしの知ったことか! むしろ魔女が人を襲ってる間が魔女を狩るチャンスなんだよ!」

 魔法少女の言葉にまどかは底冷えする声で魔法少女に言う。

まどか「そっか、あなた悪い魔法少女なんだね」

 暗闇の中、まどかの身体から何かが飛び出し魔法少女の身体を掴みまどかの前に手繰り寄せる。

魔法少女「うあああああ!?」

 まどかは魔法少女の顔を見て手に持ったノートに魔法少女の名前を書き込んだ。

 魔法少女は暗闇の中見えなかったまどかの顔を至近距離で見て目を見開いて呟いた。

魔法少女「ば、化け物…」

 数十秒後、魔法少女は息絶えた。

 まどかは魔法少女の身体を放り投げ、既に名前を書き込んでいた魔女に向き直った。

まどか「さあ、来て。あなたも私と一緒にみんなを救いに行こう。お願いだよ」

 魔女はまどかに近づきまどかの身体に重なる。

まどか「ふふふ… ありがとう… これでこの街の子達はみんな救えたね」

まどか「次は… 風見野だね。マミさん、みんな頑張ろうね」

 まどかはその言葉と共に魔女の結界に穴を空けその穴の中に消えていった。





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