251:名無しNIPPER[saga]
2015/08/17(月) 21:15:25.70 ID:hVMZ/jCZ0
かなり遅くなりました。
投下開始
6日目 夜 風見野
夜の風見野に赤い陰が映る。
ビルとビルの隙間を杏子は駆けていた。
杏子(あの野郎、一体どこにいやがる。テレパシーで呼んでも無視してるのかまったく反応がねぇ)
杏子(次はあの廃屋にでもいってみるか)
杏子は何度もキュゥべえをテレパシーで呼んでいたが反応がなく、自分の足で探していた。
風見野でも魔女や使い魔が多く出現する場所を手当たり次第に探すがキュゥべえの影も形もない状態だった。
杏子(ここも… ハズレか。チッ、こうなったら風見野にはいないって考えたほうがいいか)
杏子があきらめかけほむらにテレパシーを飛ばそうとした時に白い影が遠くの方で動いたのを見つけた。
杏子(あの野郎… やっと見つけたぜ)
杏子(アイツにも連絡してやるか)
杏子はほむらに向けテレパシーを飛ばす。
杏子『おい、えーっと… あけみほむらだっけ?』
ほむら『…ええ、そうよ。…ほむらでいいわ』
ほむら『こちらは全然ダメね。そっちはどう?』
杏子『見つけたぜ、だけど何かを探してるのかアタシに気が付いてないみたいだ。とりあえず場所を教えるから来るなら来いよ』
杏子はほむらに現在地を教える。
ほむら『…場所はわかったわ。多分30分ほどでいけると思うわ』
ほむら『………私が到着するまであいつを引き止めてもらえないかしら?』
杏子『フン、アタシが切れてアイツをぶっ殺してしまわないことを祈りな』
ほむら『それなら大丈夫ね、すぐ向かうわ』
ほむらはそう言い杏子とのテレパシーを切る。
杏子(何が大丈夫なんだよ… アタシを信頼してるってのか?)
杏子(フン、まずはあの野郎をふん捕まえて洗いざらい喋ってもらわないとなぁ!)
考えをやめ杏子はキュゥべえがいた方角へ向かった。
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