253:名無しNIPPER[saga]
2015/08/17(月) 21:20:49.11 ID:hVMZ/jCZ0
QB「いや、僕はちゃんと魔法少女になってくれってお願いしたじゃないか」
QB「確かに色々と説明は省略したけれど、君はその事を一切聞かなかったじゃないか」
杏子の顔に青筋が浮かび上がる。
QB「逆に感謝してほしいくらいだよ? 僕が君の身体をソウルジェムに変えたことによって助かったケースも何度もあっただろう?」
QB「魔女になるということも仕方ないんじゃないのかな? 君はその分の奇跡も叶えたしその対価と思ってもらえれば納得できると思うけど」
その時点で杏子の導火線は完全に弾き飛んだ。
一瞬でキュゥべえの身体はバラバラになり地面にどちゃりと落ちた。
杏子「クソが、頭にくる事ばかり言いやがって」
杏子は槍についた肉片を払い飛ばしその場を後にしようとした、その時聞こえるはずもない声が後ろから聞こえてきた。
QB「酷いじゃないか、僕はただ事実を言っただけなのに」
杏子「なっ!? …テメェが宇宙人とかなんだとか言う存在ってのも本当なのかよ、ならアイツの言ったことは全部本当ってことになるな………」
QB「………本当に誰に聞いたんだい? 僕の同属が誰かに話したのかな?」
QB「まいったな、こんな事なら君にも監視の目を向けておいたほうがよかったな。あの子を見つけるためにこの周辺の僕達を総動員していたから仕方ないと言えるけど」
殺しても無駄だと悟った杏子は少し黙り話を聞くことにした。
QB「杏子、君は見滝原に行ったんだよね? 僕の言っていた子には会えたのかな?」
杏子(暁美ほむらのことか… こいつにはもう何も話さないほうがいいな)
杏子「…テメェにはもう何も話さねぇよ」
QB「酷いなぁ、それとも彼女と話が出来たのかな? 彼女ならもしかしたら僕のことも知っているかもしれないし…」
QB「でもおかしいな、会ったという事は彼女を殺せたのかい? 君のような子は彼女が問答無用で攻撃してくると思うし… もし彼女を殺せたとすると君はどんな魔法を使ったんだい?」
その言葉に杏子は訝しげな顔をする。
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