3:名無しNIPPER[sage]
2015/07/27(月) 16:28:32.06 ID:RX2tcNob0
朝 通学路
さやか「おっはよー! まどか! おそいぞー!」
仁美「おはようございます」
まどか「おはよう、さやかちゃん、仁美ちゃん」
まどか「遅くなったのはさやかちゃんのせいだよ! 昨日あんないたずらするからあんまり眠れなかったんだよ!」
さやか「へ? なんのこと?」
まどか「これのことだよ! このノートさやかちゃんの仕業でしょ? 私の帰り道に先回りして道に置いたんでしょ」
さやか「いやいやいや、知らないよあたし? ってなにこれ黒いノート? うぇ、英語で書いてあるじゃんこれ」
さやかちゃんは本当に知らないようだ。ノートを開いて中を見せたら「うげ〜」って唸りながら「あたしこの前の英語のテストでひどい点とったの覚えてるでしょ? そんなあたしに英語のテキストを見せるなんてイヤミなのかまどかぁぁ!」って言いながら私の身体を揉みくちゃにしてきた。どうやら本当にさやかちゃんじゃないようだ。
仁美「デスノート、死のノートですか? まどかさん、これを昨日拾ったんですか?」
まどか「うん、帰り道でね。興味引かれて持ち帰ってみてみたらこんなことが書いてあって昨日は気分が悪くなってあんまり眠れなかったんだ」
さやか「で、誰かの名前書いちゃったの?」
まどか「もー! 書くわけないでしょ!!」
茶化すさやかちゃんは「ごめんごめん」と言いながら学校に向かって走っていった。
私はノートを鞄の中に入れてさやかちゃんを追いかける。そして取り留めのない話をしながら学校に到着し、授業が終わるころにはノートのことは頭の中から消えていた。
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