530:名無しNIPPER[saga]
2015/09/05(土) 19:20:23.54 ID:8DtR/lNg0
ライト「今この建物の別の場所に宇宙人がいる。そして僕達の仲間の一人が宇宙人と交渉をしている」
ほむら「! インキュベーターと交渉…? 貴方達…」
ライト「だから勘違いしないでくれ! 僕達がいがみ合ってもあの宇宙人が喜ぶだけだ、今すべきことは宇宙人を出し抜いて鹿目まどかさんを助け守ること、そうじゃないのか!?」
ほむら「………」
ライト「話を戻すよ、あの宇宙人は鹿目まどかさんの居場所を把握しきれてはいなかったが、何らかの情報を持っている感じだった」
ライト「僕らも宇宙人とまともに交渉をするつもりはない、宇宙人を利用して情報を得るために交渉をしているんだ。そして宇宙人から情報を得た後、ここが問題だったんだが君の力があればあいつを出し抜ける」
ライト「単刀直入に聞く、君は今時間を止めている、それで間違いないか?」
ほむら「!! …ええ」
ライト「やっぱりそうか。この力は宇宙人も例外ではなく効果の対象になっているのか?」
ほむら「………そうよ」
ライト「よし! それならいける、あの宇宙人から情報を得た後、君のこの力があればあの宇宙人を出し抜いて行動することが出来る! あの宇宙人に気付かれず鹿目まどかさんに接触することができるはずだ」
ライト「…だけど彼女は宇宙人のせいで魔法少女というものに敵意をもっているかも知れない」
ほむら「どういうこと?」
ライト「宇宙人が他の魔法少女を使い観察していたと言っていた。佐倉さんを攻撃したり、君を拘束したと言うのもその影響なのかもしれない… あの宇宙人が一体何をしているのかも分からないが…」
ほむら「…あいつはどこまでも………」
ライト(ここまで来ればもう大丈夫か…?)
ライト「あの、そろそろこの銃を下ろしてもらえると助かるんだけど…」
ほむらはバツの悪そうな顔で銃をしまい、ライトの首を掴んでいた手を離す。
ライトの時が停止するが、ほむらは再びライトの肩を触りライトを停止した時の中に連れ戻した。
ライト「ありがとう、銃を下ろしてくれたということは少しは僕の言うことも信じてくれたと言うことかな」
ほむら「…ごめんなさい、頭に血が上りすぎていたわ。貴方の言うことを全て信用したわけじゃないけど、何も知らない私より貴方の方が情報も知識もあることは分かったわ…」
ライト「それは僕達に協力してくれると考えていいのかな?」
ほむら「…ええ、あんなことをしておいて虫のいい話かもしれないけれど…」
ライトは気にしないでくれと笑いながら心底安堵していた。
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