過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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146:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:34:53.98 ID:PTUjBVzs0
藍子「ほら……前の撮影の時まで、加蓮ちゃん、大きな仕事がぜんぜん来なかったから、大丈夫かな、大丈夫かな、って不安に思っていたみたいですよ」

P「……色々と励ましたり話を聞いたりしたつもりだが、やっぱりまだうまくできてないか……」

加蓮「Pさんも抱きついてくれたら落ち着けると思うー、抱きつけー」ハフゥ
以下略



147:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:36:39.08 ID:PTUjBVzs0
加蓮「はふぅ……うん、落ち着いた。ありがとね、藍子」スッ

藍子「いえいえっ」

加蓮「……ねえ、Pさん、藍子」
以下略



148:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:40:00.37 ID:PTUjBVzs0
加蓮「そっか……そうなんだよね。それに、歌鈴を置いてきちゃった」

P「歌鈴ならすぐ追っかけてくるよ。ま、転ばないでくれると助かるが」

藍子「歌鈴ちゃん、加蓮ちゃんがCDデビュー決まったって聞いた時、すっごく悔しそうでしたね……それに、絶対に負けるもんかーっ! って。えいえいおー、ってしてました」
以下略



149:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:40:54.06 ID:PTUjBVzs0
P「……お前そういうこと気にするタイプだっけ」

加蓮「あ、ひどーい! 私だって歌鈴のことが嫌いでやってるんじゃないんだからねっ」

P「じゃあなんでいっつも突っかかってんだよ」
以下略



150:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:42:27.75 ID:PTUjBVzs0
加蓮「……でも私、自分でどこまでやっているのか、たまに分かんなくなっちゃうんだ」

加蓮「ねえ、Pさん、藍子。私、歌鈴に――――」

藍子「……」
以下略



151:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:44:07.40 ID:PTUjBVzs0
P「届いてるぞ」

加蓮「……え?」

P「加蓮の気持ちは、きっと歌鈴に届いてる。そりゃまあ喧嘩とかでよく嫌いだって言ってるところは見るけど……ちゃんと、加蓮に負けるもんかって頑張ってるよ」
以下略



152:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:45:26.02 ID:PTUjBVzs0
藍子「私とお話している時も、よく……加蓮ちゃんにこういうこと言われた、こういうことされたって」

藍子「でも、その後に歌鈴ちゃん、決まってこう言うんです」

藍子「だから頑張る、もう言われないようにする。……ふふっ。それから、ドジを直すんだって」
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:46:40.55 ID:PTUjBVzs0
P「すぐに突っ走ってくるさ」

藍子「心配ばかりしていると、あっという間に追い越されちゃうかもしれませんね♪」

加蓮「……そだね! うん、センチメンタルごっこなんてやってる暇はないよ! もうっ、Pさん、もっと速度出ないの!?」
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:48:10.46 ID:PTUjBVzs0
加蓮「あははっ。……ねえ、藍子は? 藍子こそ、このままだと私がすぐ追い抜いちゃうよ?」

藍子「私は……やっぱり、争うのは嫌いですから。追いぬかれた時には、追いぬかれた時でいいかなって。それでアイドルが終わっちゃうのでもないですから……」

加蓮「なーんだ。でも藍子らしいなぁ」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:49:28.08 ID:PTUjBVzs0
藍子「ううん……それより、加蓮ちゃん」

藍子「加蓮ちゃんが優しいってこと、知っていますけど……あんまり、自分を傷つけるやり方はしないでくださいね?」

加蓮「え? 何言ってんの……歌鈴のことは傷つけてるかもしれないけど、私は別に」
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:50:56.25 ID:PTUjBVzs0
藍子「私でよければ、何度だって抱きしめてあげますし……加蓮ちゃんがいるから、今の歌鈴ちゃんはいるんだと思いますけど」

藍子「それで加蓮ちゃんが傷つく姿は、あんまり見たくないな……」

加蓮「……ん。気をつける」
以下略



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