過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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152:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:45:26.02 ID:PTUjBVzs0
藍子「私とお話している時も、よく……加蓮ちゃんにこういうこと言われた、こういうことされたって」

藍子「でも、その後に歌鈴ちゃん、決まってこう言うんです」

藍子「だから頑張る、もう言われないようにする。……ふふっ。それから、ドジを直すんだって」
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:46:40.55 ID:PTUjBVzs0
P「すぐに突っ走ってくるさ」

藍子「心配ばかりしていると、あっという間に追い越されちゃうかもしれませんね♪」

加蓮「……そだね! うん、センチメンタルごっこなんてやってる暇はないよ! もうっ、Pさん、もっと速度出ないの!?」
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:48:10.46 ID:PTUjBVzs0
加蓮「あははっ。……ねえ、藍子は? 藍子こそ、このままだと私がすぐ追い抜いちゃうよ?」

藍子「私は……やっぱり、争うのは嫌いですから。追いぬかれた時には、追いぬかれた時でいいかなって。それでアイドルが終わっちゃうのでもないですから……」

加蓮「なーんだ。でも藍子らしいなぁ」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:49:28.08 ID:PTUjBVzs0
藍子「ううん……それより、加蓮ちゃん」

藍子「加蓮ちゃんが優しいってこと、知っていますけど……あんまり、自分を傷つけるやり方はしないでくださいね?」

加蓮「え? 何言ってんの……歌鈴のことは傷つけてるかもしれないけど、私は別に」
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:50:56.25 ID:PTUjBVzs0
藍子「私でよければ、何度だって抱きしめてあげますし……加蓮ちゃんがいるから、今の歌鈴ちゃんはいるんだと思いますけど」

藍子「それで加蓮ちゃんが傷つく姿は、あんまり見たくないな……」

加蓮「……ん。気をつける」
以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:52:33.09 ID:PTUjBVzs0
P「当たり前だろ。なんで気づいてないんだよ」

加蓮「ごめん」

加蓮「分かった……ちょっとだけ、気をつけてみるね」
以下略



158:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:54:03.81 ID:PTUjBVzs0
P「どうしたら、って……」

藍子「……どうしたらいいんでしょうか?」

加蓮「ぐ、ぐぬぬ、私よりずっと自分勝手だこの2人……!」
以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:55:29.86 ID:PTUjBVzs0


藍子「そういえばPさん。目的地、あと何分くらいですか?」

P「え? この距離ならあと5分……あと5分!? もう!? 俺らそんなに喋ってたか!?」
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:56:41.36 ID:PTUjBVzs0
P「すぐに挨拶に回れるように準備をしておいてくれ」

加蓮「はーい」

藍子「とうとう加蓮ちゃんの歌のお披露目ですね!」
以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:58:10.74 ID:PTUjBVzs0
加蓮「まあね。じゃあ……叶った夢と、向い合いにいこっか」

加蓮(それと、まだここまで至っていない子に、エネルギーを分けに――)

加蓮(ね、歌鈴。やればできる。夢は叶う。私を見て、そう思ってくれるといいな――)
以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 22:59:32.59 ID:PTUjBVzs0
P「……? 加蓮?」

加蓮「ん、なんでもない。大丈夫。私の準備はバッチリだよ。さあ――」

加蓮「私をちゃんと見ててね、Pさん。私が、どれだけ先に進めたかを!」
以下略



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