過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:27:57.41 ID:PTUjBVzs0
加蓮「勝った方が今度の藍子の休日をもらえるって賭けでね、歌鈴が膝枕をしてもらいたいなんて言うからそれを阻止するの」
歌鈴「いつも加蓮ちゃんばっかり藍子ちゃんを独占しててじゅるいです!(噛んだ……!)たまには私だって!」
P「…………はあ」チラッ
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18
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:29:28.36 ID:PTUjBVzs0
藍子「それに、それなら3人で過ごせばいいんじゃ――」
加蓮「……」ピクッ
歌鈴「……」ピクッ
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:30:52.92 ID:PTUjBVzs0
加蓮「藍子は頭がいいね、でもこれそういう問題じゃないんだ」
歌鈴「もう後には引けないんです! 歌鈴、一世一代の大勝負、参りばずっ!(また噛んだ……!)」
藍子「ええっ!?」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:31:57.56 ID:PTUjBVzs0
加蓮「いいねPさん。さすが話を分かってるじゃん。それならこの子も文句なんて言えないでしょ」
歌鈴「ふーんだ。今のうちに寂しい休日を送る心配でもしたらどうですか?」
加蓮「ふふっ、私は藍子にべったりな歌鈴と違って他にも友達がいるからね」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:33:25.26 ID:PTUjBVzs0
P「……分かった、お前ら実は仲良しなんだな? 俺にはそう見えるぞ」
藍子「だと、思いますけど……もうっ」
加蓮「ほらもう。Pさん、さっさと行こっ」グイグイ
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22
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:35:05.19 ID:PTUjBVzs0
藍子「……あ、行っちゃった……じゃなくてっ、私もレッスンの準備しなきゃ。待ってくださーい!」パタパタ
藍子(でも、なんであのおふたりは、いつも喧嘩してばっかりなのでしょうか)
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:36:57.82 ID:PTUjBVzs0
――後日 街中――
加蓮「……で、こうなる訳ね」(藍子の右隣)
歌鈴「あそこで上手くターンできてたら勝ててたのにっ」(藍子の左隣)
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24
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:38:56.96 ID:PTUjBVzs0
加蓮「アンタの場合はPさんがいるからでしょ? 意識しすぎなのよ、パッと見て分かるくらいに」
歌鈴「わっ、私はいつもPさんにいいところを見せようと思って……加蓮ちゃんが気を抜きすぎなんですっ!」
藍子「もう、おふたりとも!」フリホドク
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25
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:42:04.43 ID:PTUjBVzs0
加蓮「……」
歌鈴「……」
加蓮「……歌鈴もさ。藍子が藍子がPさんがPさんって、周りにべったりしすぎなんだって」
以下略
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:45:48.14 ID:PTUjBVzs0
加蓮「誰か見てるなって思ったら! あのね、あれは秘密なんだから勝手に話さないでよ! 特にPさんとか藍子の前でそれ言われると――」
藍子「秘密の? 歌鈴ちゃん、加蓮ちゃんが何かしていたんですか?」
歌鈴「はいっ。夜の9時くらいに、自主レッスン室に加蓮ちゃんがいて、こっそり練習していたんです!」
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 18:47:04.73 ID:PTUjBVzs0
藍子「…………加蓮ちゃん?」
藍子「いつもへばっちゃうなら、無茶はしないで、疲れたらゆっくり家で休んでくださいって」
藍子「私、膝枕をしている時に、いつも言っていますよね?」
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