過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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229:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:46:35.69 ID:VO+OL6Fp0
藍子「……あはっ。前、私がＣＤデビューをした時に、Ｐさんが言っていたんです。娘をお嫁に出す気持ちってこうなのかな、って」

藍子「あれは、初めてテレビで歌を披露した時だったかな……？」

加蓮「あ、それ私も言われた！　つい『娘なの？』って真顔で返しちゃった」
以下略


230:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:47:46.90 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「取材もコラムも、私たちに助けを求める歌鈴はもういなくてさ」

藍子「最近ではＰさんと一緒に、何のお仕事を受けるか決めているみたいですよ？」

加蓮「最後にあの子が転んだところ見たの、いつだったっけな……」
以下略


231:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:49:12.30 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「あ、なにそれひどーい。藍子が実はそんなことを考えてたなんて！」

藍子「え？　あ、ち、違いますっ、そうじゃなくて、その……か、加蓮ちゃん、分かってるくせにっ！」

加蓮「あはははっ。分かってる分かってる。……さて、と」ｽﾀｯ
以下略


232:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:51:27.83 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「うん。今の時間なら歌鈴はいないし、Ｐさんが帰ってくる頃だから……ちょっと、相談があってね。その為の準備」

藍子「そうなんですか……行ってらっしゃい、加蓮ちゃん」

加蓮「ん。あ、そうだ……」
以下略


233:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:52:54.69 ID:VO+OL6Fp0
そして、いつかのハレの日。




以下略


234:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:54:10.23 ID:VO+OL6Fp0
北条加蓮「はぁっ、はぁっ……ふふっ」

道明寺歌鈴「やっ、やっやっやっ……やりましたっ！　私、藍子ちゃんに、あの藍子ちゃんに勝ったんです！」

＜ワアアアアアアアアアア――！！！
以下略


235:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:55:30.30 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「そうだよねーーー！　みんなーーーーーっ！」

＜ワアアアアアアアアアア――！！！

加蓮「ねー！　私なんていなくても歌鈴は勝ってたよねー！」
以下略


236:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:56:47.34 ID:VO+OL6Fp0
歌鈴「う、うううっ……」ｸﾞｼｸﾞｼ

藍子「そうですよ。歌鈴ちゃんの実力ですっ」

歌鈴「は、はいっ！」
以下略


237:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:57:56.49 ID:VO+OL6Fp0
歌鈴「はは、はい！　頑張りますねっ！　すぅ……はぁ……すぅ……私は！　藍子ちゃんに、勝ちましたああああああああっ！」

＜ワアアアアアアアアアアアアアアアアア――！！！！！！！！

歌鈴「はぁ、はぁ、え、えへへっ」
以下略


238:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:59:18.17 ID:VO+OL6Fp0
加蓮（さて、と……）

加蓮「――ごほん！　ここで私から、重大な発表があります！」

歌鈴「え？」
以下略


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