過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:13:16.74 ID:PTUjBVzs0
P「……そういうことになる。だから違うんだ加蓮。お前が実力不足という訳ではないし、仕事をやり足りていないということでもない」
P「知名度なら藍子よりお前の方が上だった……今回は、そういうことじゃないんだ」
P「たぶん、聡い加蓮なら分かっ」
以下略
79
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:14:32.14 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「Pさん……?」
P「………………はあぁ………………だから言えなかったんだよ……」
P「どう言えってんだよ。お前より他のアイドルの方がファンから選ばれてるなんてよ……!」
以下略
80
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:16:15.05 ID:PTUjBVzs0
P「……歌鈴もすまないな……一応、一応言っておくけど、加蓮や歌鈴にCDデビューしてほしいって声もメチャクチャ多かった」
P「……それでも現実ってのはシビアなんだ……いや、そんなのは言い訳だな。クソっ……」
歌鈴「……」
以下略
81
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:17:49.55 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「加蓮ちゃん!」タタッ
加蓮「!」
加蓮「……」グシグシ
以下略
82
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:19:22.76 ID:PTUjBVzs0
加蓮「伝えておいてよ。ちゃんとレッスンには行くから安心しろって。ぶっ倒れでもしない限り、私はアイドルを辞めないから」ニコッ
歌鈴「……………………あのっ、Pさんは……その…………」
以下略
83
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:21:00.59 ID:PTUjBVzs0
加蓮「そうだよね。いつも藍子だPさんだってべったりで、役に立ちたいからってだけで頑張る歌鈴」
加蓮「すごいよね。私なんていっつも自分の為。夢に見たからって言ってもぜんぶ自分の為。歌鈴や藍子を見てると、つくづく自分が嫌になるよ」
加蓮「……だから、もっとやれると思ってたのにさ」
以下略
84
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:23:08.41 ID:PTUjBVzs0
加蓮「アンタ悔しくない訳!?」ガバッ
以下略
85
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:24:41.15 ID:PTUjBVzs0
加蓮「それなのにPさんが藍子につきっきりになったら寂しそうな顔をしてさ!」
加蓮「ちょっとは……続こうとか、何か無いの!?」
加蓮「アンタ藍子に庇ってもらってばっかりでいいの!?」
以下略
86
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:26:18.09 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「!」グシグシ
歌鈴「ひくっ……ううんっ」グシグシ
歌鈴「私……藍子ちゃんが好きです。CDデビューできたって聞いて、本当に、私のことみたいに嬉しかったんです」
以下略
87
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:27:57.24 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「加蓮ちゃんの言う通りですよ!」
歌鈴「追いつけばいいって思いました、頑張ろうと思いました!」
歌鈴「でもっ、私っ、ドジで可愛くなくてノロマだから……藍子ちゃんみたいになれる訳がないって、Pさんのお役になんて立てる訳がないって」
以下略
88
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/07/27(月) 20:29:31.70 ID:PTUjBVzs0
加蓮「…………」
歌鈴「……ひぐっ」
加蓮「…………フザケンナ……ワタシガソンナジシンナンテ――! ………………!」ブンブン
以下略
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