過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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82:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:19:22.76 ID:PTUjBVzs0
加蓮「伝えておいてよ。ちゃんとレッスンには行くから安心しろって。ぶっ倒れでもしない限り、私はアイドルを辞めないから」ニコッ

歌鈴「……………………あのっ、Pさんは……その…………」


以下略



83:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:21:00.59 ID:PTUjBVzs0
加蓮「そうだよね。いつも藍子だPさんだってべったりで、役に立ちたいからってだけで頑張る歌鈴」

加蓮「すごいよね。私なんていっつも自分の為。夢に見たからって言ってもぜんぶ自分の為。歌鈴や藍子を見てると、つくづく自分が嫌になるよ」

加蓮「……だから、もっとやれると思ってたのにさ」
以下略



84:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:23:08.41 ID:PTUjBVzs0


加蓮「アンタ悔しくない訳!?」ガバッ


以下略



85:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:24:41.15 ID:PTUjBVzs0
加蓮「それなのにPさんが藍子につきっきりになったら寂しそうな顔をしてさ!」

加蓮「ちょっとは……続こうとか、何か無いの!?」

加蓮「アンタ藍子に庇ってもらってばっかりでいいの!?」
以下略



86:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:26:18.09 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「!」グシグシ

歌鈴「ひくっ……ううんっ」グシグシ

歌鈴「私……藍子ちゃんが好きです。CDデビューできたって聞いて、本当に、私のことみたいに嬉しかったんです」
以下略



87:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:27:57.24 ID:PTUjBVzs0
歌鈴「加蓮ちゃんの言う通りですよ!」

歌鈴「追いつけばいいって思いました、頑張ろうと思いました!」

歌鈴「でもっ、私っ、ドジで可愛くなくてノロマだから……藍子ちゃんみたいになれる訳がないって、Pさんのお役になんて立てる訳がないって」
以下略



88:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:29:31.70 ID:PTUjBVzs0
加蓮「…………」

歌鈴「……ひぐっ」

加蓮「…………フザケンナ……ワタシガソンナジシンナンテ――! ………………!」ブンブン
以下略



89:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:31:06.94 ID:PTUjBVzs0
加蓮「アンタの想いは本物だ。Pさんの為にって頑張る気持ちは本物だ。誰にも笑うことなんてできない。笑わせない」

加蓮「ううん。最初は馬鹿っぽいって思ったよ」

加蓮「なにそれ。人にしがみついて生きてるだけって……でも、ホントにそれだけなら、転んでも転んでも起き上がるなんてできっこないよね」
以下略



90:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:32:21.78 ID:PTUjBVzs0
加蓮「なんでそこまでできるのに胸を張らないのよ。胸を張りなさいよ。今は負けてるかもしれないけどいつかPさんの隣に並ぶんだって」

加蓮「その為にアイドルやってるんでしょうが!」

歌鈴「――!!」
以下略



91:名無しNIPPER[saga]
2015/07/27(月) 20:34:06.38 ID:PTUjBVzs0
加蓮「へーき、へーき……ふうっ……。このザマで言うのもマヌケだけど、いい機会だから言っておくね歌鈴」

加蓮「次のCDデビュー、絶対に私が掴み取る。藍子なんてすぐに追い抜いて、Pさんの隣に並んでやるんだ」

加蓮「私……ちっちゃい頃に入院してたんだ。何もない世界で、たった1つ、テレビの向こうに夢を見つけた」
以下略



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