19:名無しNIPPER
2015/07/28(火) 00:24:22.59 ID:FtpIdC5R0
千葉チアキと早川ホノカは親友だ。小学生のころから仲がいいという、女子の中ではかなり稀有な交友関係をたどってきた二人。その絆も言わば異様だった。
早川「今、あんたにだけ伝えるけど、私の能力ね……自分と自分の手を握っている者に超絶ラッキーなことが起こせるっていう能力なの」
千葉「助けてくれるの……ほのか」
早川「当たり前でしょ……こんなときに能力使うの惜しんでどうするのよ…」
早川の手を強く握る千葉。もうすがるかのような思いだ。早川はそんな彼女の顔を見て汗を流しながら笑うと、奇跡が起こるようにと強く念じた。
みるみるうちに引いていく便意。奇跡は起きた。
早川(能力温存しといてよかった……)
千葉「ありがとうホノカ」
早川「いいってことよ」
遠くから二人の様子を眺める伊藤は、胸中穏やかではない。
伊藤(さすがうざいわ……でも甘いわよ。私がこの能力をかけたのは、この食堂にいる人物全員よ!!)
異臭がみるみるうちに食堂内を包んだ。千葉はカレーを眺めていたら、その異臭と混じりあったそれに吐き気を覚え、その場に嘔吐してしまうのだった。早川も気分が悪くなる。
それを食堂の外から眺めるひとりの男。
権藤「カオスだ……。>>19しないとまずいぞ……」
※権藤ギン:何考えてるかわからないが、いつも何か考えてる変な奴。能力>>20
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