6: ◆D04V/hGKfE[saga]
2015/07/27(月) 23:27:33.96 ID:LGqzMBRO0
小町「素直においしそうだなーって見ればいいのに……。何でそんな穿った見方になっちゃうかな?」
八幡「俺に素直さを期待するのはまちがってるぞ小町。あと穿った見方って本来は『物事の本質を突いた』って意味だからな」
小町「まぁまぁ細かいことは気にしない気にしない」
八幡「いや気にしろよ。もう高校生になるんだから」
小町「お兄ちゃん朝から説教臭いよ。ほら、早く食べて学校行こう?」
八幡「へいへい、すんませんでした。今日も乗ってくか?」
小町「え? いいの? いやー悪いですなぁ」
八幡「その顔でホントに悪いと思ってんのかよ……」
小町「もちろんであります!」
八幡「うぜぇ……はぁ、まあいいや」
八幡(小町は総武高に見事合格した。残り少ない登校期間で、2人乗りで送っていくのも数える程しかない。同じ高校に通う時はさすがに送りたくないよ?だって恥ずかしいじゃない?)
TVリポーター<さっそくいただきます!……噛めば噛むほど肉汁が溢れてきますね〜。何よりも脂が甘い!こんなの今まで食べた事ありませんよ!>
八幡「美味そうなんだけど、なんかイラッとするな」
小町「うん。悔しいけど少し気持ちがわかるよ」
八幡「……さっさと片付けるか」
小町「だねー」
八幡(そうして朝食を黙々と食べ終え、小町を送り、学校に向かった。ここまでは何の問題もない。だが俺は、この先に我が身に振りかかる事態をこの時点ではまったく想像できなかったのである)
× × ×
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