過去ログ - 【安達としまむら】水色の君
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24: ◆FRtTimAs0A[saga]
2015/07/30(木) 21:45:45.56 ID:m3SJ1gcn0

「お姉ちゃんっ」


いきなり。
間髪いれず。
すぐさま。
はやい。心の準備とかするひまも無かった。
それは無防備なわたしのこころに直接ひびいて、体じゅうに広がる。

・・・お姉ちゃん、いいかも。
ねーちゃんはいつも、こんな気分でいたのかな?
いや、これはたまにだからいいのかも。
それとも?


「わたしがお姉ちゃんで、しょーさんもお姉ちゃんですね」

「いよいよわけわからなくなってきたし」

「しまむらさんもお姉ちゃんで、わたしがさらに・・・」

「もうそのへんで」


わかってる。
ちょっと止めたくらいじゃ、ヤチーが話し続けるってこと。
だから、『お姉ちゃん』が渦巻き、あふれかえるであろうその前に。
わたしだけに向けられた『お姉ちゃん』をそっと胸にしまいこんだ。



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