過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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136: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 22:58:57.38 ID:mKx2DHeR0
岡部「あい、び……なんだって……」

キョン「あ、えっとですね、IBN5100というのは昔のコンピュータでして……」

岡部「そんなことはわかっているッ!!!!!」ガバッ
以下略



137: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:00:36.54 ID:mKx2DHeR0
ハルヒ「なにこの人、まゆりちゃんの彼氏だから良い人かと思ってたけど、ちょっと頭のヤバい人みたい」ヒソヒソ

キョン(お前が言うな、とは言えんな)

キョン「あー、きっと疲れてるんだろ。あんまり言ってやるな」ヒソヒソ
以下略



138: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:02:01.45 ID:mKx2DHeR0
岡部「多くの人間にとってあれはただのプレミア付きレトロPCだろうが、俺にとっては違う。使い道があるのだ」

キョン「使い道? どんなですか」

岡部「それは企業秘密だ。フフゥン」
以下略



139: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:03:45.43 ID:mKx2DHeR0
ハルヒ「やっぱりやめた。見つけたとしても絶対アンタなんかに譲ってやんない」

岡部「は、はぁ!? い、いやいや待て! 冗談だ! 貴様は見るからに才女そうな出で立ちだからな、頭の回転も速いやつだと感心したのだ! ただそれだけだ!」

ハルヒ「……まぁ、いいけど。それと、貴様って言うのやめてもらえるかしら? あたしのことは涼宮ハルヒ、あるいは団長様とお呼びなさい」
以下略



140: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:06:05.39 ID:mKx2DHeR0
ハルヒ「それで? タダでアンタに協力するのは絶対に嫌なんだけど?」

岡部「実は我が未来ガジェット研究所では偉大な発明品の数々の開発に成功していてな……。その中の一つを、本来ならば高価あるいは一般使用禁止のブツばかりなのだが、特別に使わせてやろう! フフフ、喜びに身もだえるがいい」

ハルヒ「どこからも上から目線なのが心の底から気に入らないけど、未来ガジェット研究所? 大学のサークルかなにかかしら。とってもおもしろそうな響きね」
以下略



141: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:09:09.11 ID:mKx2DHeR0
岡部「話は変わるが。お前たちの中に、何らかの事情でしばらく親と会ってないやつはいるか?」

ハルヒ「突然なんの話よ」

岡部「俺の知り合い……いや、ラボメンの一人がどうも遠い地方から上京してきたらしいんだが、自分の親父をこの秋葉原で探しているのだそうだ。だが、明日会えなかったら帰るのだと言う」
以下略



142: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:13:53.75 ID:mKx2DHeR0
2010.08.08 (Sun) 17:17 
秋葉原 大檜山ビル前


おさげの女「うぃーっす、おかえりー岡部倫太郎。あれー、そちらさん、どちらさん?」
以下略



143: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:17:00.36 ID:mKx2DHeR0
岡部「えー、こちらの団長様はですね、涼宮ハルヒ様と、その申し上げましてございまして、関西からわざわざIBN5100を探しに来られたのだとかなんとか」

おさげの女「IBN……」

ハルヒ「SOS団よッ! よろしくね! こいつはキョン! んで、こっちのかわいいのがみくるちゃんよ!」
以下略



144: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:18:05.87 ID:mKx2DHeR0
鈴羽「あ、あのッ! 君たちッ!」

キョン「はい?」

みくる「?」
以下略



145: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/07/31(金) 23:19:13.09 ID:mKx2DHeR0
岡部「早く案内しろだなんだと抜かしておいてグダグダトロトロといつまでも階段の下にタムロしおって。貴様ら夏休み入り立ての田舎の高校生か。おっと、図星だったなぁって痛いッ! やめろ蹴るなッ!」

ハルヒ「うっさい! 早く階段上んなさいよ! このスケコマシ!」

キョン「あー、阿万音さん。俺たちはこれで。IBN5100の件は多分なんとかなりますよ」
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