過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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298: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:37:09.91 ID:t01DjCqH0
キョン「……なぁハルヒ。昔話をしないか?」

ハルヒ「んー?」モグモグ

キョン「お前が俺の正体を『ジョン・スミス』だと知ったのは、どういう経緯だったんだっけか」
以下略



299: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:38:30.24 ID:t01DjCqH0
ハルヒ「ハッキリバッチリ確定したのは去年の七夕でしょー、アンタの自己申告で」

ハルヒ「でも4年前の夏ごろには特定してたわけ。それはジョンがよく覚えてるでしょ?」

ハルヒ「中学生のほうのアンタには結局声かけられなかったけど……。未来が変わっちゃうんじゃないかと思ったら不安だったのよ」
以下略



300: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:39:36.07 ID:t01DjCqH0
ハルヒ「まぁ、それからのアンタは『俺はジョンじゃない! 変なあだ名を増やすな!』の一点張りでめんどくさかったけど」

キョン(ということは、4年前の七夕の日に中学生ハルヒがジョンの正体、おそらく俺の生年月日と本名あたりを特定できた、という点が過去改変されてるわけか……)

キョン「なぁハルヒ。4年前の七夕の日、変なメールを受け取ってなかったか? 例えば、未来から来たメールとか」
以下略



301: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:41:36.00 ID:t01DjCqH0
キョン「……!? な、なにを突然ななな何を言ってるんだハルヒさん!! 俺は居たって普通のどこにでもいるジョン・スミスじゃないか!」アハハ

ハルヒ「あたしはあの宇宙からのメッセージのことは誰にも話したことがない。たとえタイムトラベラーのジョンやみくるちゃんでもね」

キョン(う、宇宙からのメッセージ?)
以下略



302:×居たって ○至って ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:44:03.51 ID:t01DjCqH0
キョン「大丈夫だ、ジョンは生きてる。俺の中でな」

ハルヒ「……そ。ならいいわ」

キョン(わからんが、そういうことにしておこう)
以下略



303: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:45:15.53 ID:t01DjCqH0
キョン「そうだ。ある事実を確認するためにな。それはさっき話してた、未来からのメールだ。お前が宇宙からのメッセージだと勘違いしてるやつだ」

ハルヒ「勘違い……。ねぇ、じゃぁあれを書いたのは」

キョン「あっちのハルヒだ」
以下略



304: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:47:22.82 ID:t01DjCqH0
キョン(くくっ、やっぱりハルヒはハルヒだったか……!!)

キョン「ってお前、店内で大声を出すな!」

ハルヒ「ってことはなに!? 異世界のあたしはついに異世界の、しかも過去にメッセージを送る能力を手に入れたってことなのね! なんてすばらしいの!」
以下略



305: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:49:06.34 ID:t01DjCqH0
ハルヒ「あっちのあたしは、アンタと付き合ってないのね?」

キョン「えぶはっ!?……まぁ、そうだが」

ハルヒ「なるほどね、そういうこと……。つまり、異世界のあたしが叶えられなかったことを、あの日、こっちのあたしに託した、ってことなのね」
以下略



306: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:50:37.98 ID:t01DjCqH0
キョン「よくそんなやつと今の今まで付き合っていられたな。俺が見た限りではラブラブバカップルだったぞ」

ハルヒ「まぁ、色々あったのよ。童貞のアンタに教える義理は無いわ」

キョン「なんでわかった!? あっ……」
以下略



307: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/06(木) 22:52:23.78 ID:t01DjCqH0
ハルヒ「紛らわしいからアンタのことをジョンって呼ぶのをやめるわ。谷口たちがキョンって呼んでたっけ。じゃーキョンで」

キョン(異世界に来てもキョンと呼ばれる運命なんだな、俺は)

キョン「まぁともかくだ。その未来からのメールの内容を教えてくれ。それが俺の知りたい事、というか知るべき事だ」
以下略



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