過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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700: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/13(木) 23:28:27.21 ID:zlqraiBa0
2010.08.14 (Sat) 19:52
部長氏自宅


キョン(部長氏の住まいは、可もなく不可もなく、新しいとも旧いとも言えない平凡な、三階建て半地下一階のワンルームマンションだ)

キョン(記憶の通りに存在していて嬉しい気持ちになるなんて、ついに俺は非日常に慣れすぎて日常:非日常関係が逆転してしまったらしい)

長門「…………」ガチャ

キョン(いつぞやのソレと一ミクロンたりとも違わぬ所作で開錠する長門。さて、ここまでは予想の範囲内だが)

キョン「相変わらずな部屋だな。ポスターが変わってるくらいか?」

キョン(良くも悪くもまったくもって不思議な現象は発生していないように思えることに安心する)

キョン(部長氏も俺と同じ、普通の人間、普通人だったのだと思うと、海外旅行をしている時に会う見ず知らずの日本人に親近感を覚えるソレのような感覚に陥った。海外に行ったことないけどさ)

キョン「さぁ、違法侵入であることに変わりはないが、気持ち的に素早く済ませてしまいたい。例のnbtstatの高速詠唱を頼む」

長門「今回は情報プロテクトを解除すればいいだけ。その鍵はここにある。今開錠された」

キョン「なに? 鍵ってどこに……」

キョン(と、俺の質問半ばにして長門は産業用ロボットアームのごとく正確無比に右手の人差し指で床を指し示す。そこには親戚から送られてくる蜜柑箱サイズのダンボール箱があった。こんなもん、さっきまでここに無かったと思うのだが……、あれか。開錠ってのはそういうことか)



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