過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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836: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 20:49:25.22 ID:6+zjQOQ+0
紅莉栖「パパ、ごめん。えっと、橋田さんと二人きりでお話ししたいことがあるの」

章一「二人きり?」

鈴羽「……?」

紅莉栖「乙女の秘密! ほら、早く出てって。大好きだから」

章一「お、おい。押すな! わかった、わかったから。それでは教授、修行の件、よろしくお願いしますぞ」

鈴羽「授業がどうして修行に変わっちまったんだか。それで、お嬢ちゃん。話したいことってなんだい?」

紅莉栖「……私は、タイムリープしてきた。あなたに会うために。阿万音鈴羽さん」

鈴羽「ッ!?!?」

鈴羽「……ここにきてSERNの手先がやってくるとは。あたしはほっといても死ぬよ。IBN5100の場所も教える気は無い」

紅莉栖「違うの! 聞いて、鈴羽さん! 岡部は、岡部倫太郎は、IBN5100の受け取りに成功したッ!!」

鈴羽「……ほ、本当? って、病人を前にして嘘を吐く意味もないか……」

紅莉栖「正確には、あとはあなたが秋葉幸高さんにIBN5100を柳林神社に奉納するよう指示すること、それから42型ブラウン管を天王寺裕吾に譲るよう伝えること」

紅莉栖「そうすれば橋田が、えっと、あなたのお父さんがSERNをハッキングして、エシュロンに捕えられたDメールを削除すれば、世界線はβへと移動する。ディストピアを回避できる!」

鈴羽「は……はは……。やっぱり橋田至があたしの父さんだったんだね。でもどうして、牧瀬紅莉栖が、あの牧瀬紅莉栖がそれをわざわざ言いに来たんだ……」

紅莉栖「……あなたが、大切なラボメンだからよ。バカ」


キョン(この時牧瀬さんは7歳、阿万音さんは43歳、その歳の差は36歳にもなるが、しかし同じ時間を共有していたラボの仲間である)


紅莉栖「あなたは成功した。あなたのおかげで、ディストピアは回避された」

紅莉栖「あなたの人生に、意味はあったのよ。阿万音鈴羽……」ダキッ

鈴羽「……うわぁぁぁぁぁぁぁッ……うぐぅ、うわぁぁぁぁ……」ポロポロ



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