過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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874: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/19(水) 07:53:44.04 ID:tKp692Bs0

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ハルヒ「はいオッケーッ!」

キョン(高らかにハルヒは叫んで、メガホンを打ち鳴らした)

ハルヒ「お疲れさーん! これで全部の撮影は終了よ! みんなよくがんばってくれたわ! 特にあたしは自分を褒めてやりたいわ! うん、あたしスゴイ。GJ!」

みくる「ふぇぇぇぇぇん」ピィィ

ハルヒ「みくるちゃん、泣くのはまだ早いわよ。その涙はパルムドールかオスカーを授与されるその日まで取っておくの。みんなで幸せになりましょう!」

ハルヒ「これで完壁ね。すごいイイ映画が撮れたわ。ハリウッドに持ち込んだら。バイヤーたちが雪崩を打って飛びつくわね! まず腕利きのエージェントと契約しないといけないわ!」


古泉「やっと終わってくれましたか。しかし終わってみれば一瞬だった気もしますね。楽しい時間は経つのが早いと言いますか、さて、楽しんでいたのは誰なんでしょう」

キョン「さあね」

古泉「後のことはあなたにお任せしてもいいですか? 今や僕はクラスの舞台劇のほうで頭がいっぱいなのですよ。映画と違って、そっちではセリフをトチってやり直しというわけにはいきませんからね」

キョン「やれやれ」

キョン(俺は足元にビデオカメラを置いて座り込んだ。古泉と長門と朝比奈さんにとっては終わりで合っているだろう。だが、俺にとってはこれは終わりの始まりだ。まだやるべきことは残っている)

キョン(俺が記録した膨大なデジタルビデオ映像の数々、このジャンクな駄デジタル情報の集積物を何とか“映画”の体裁を取るまでにしなければならないのだ。それが誰の仕事なのか、さすがに言われなくとも解っていた。)



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