過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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884: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/19(水) 08:31:04.88 ID:tKp692Bs0
キョン「それは……えっと、昨日は泊まったから最低2日、いや一昨日も泊まったか? あれ……」

古泉「日付に関することを考えようとするだけでストッパーがかかるようになっている。一体誰がこのような世界を望んだのか」

古泉「そのヒントはこの漆黒です。なぜここに空間が無いのか。いえ、ここだけではありません。試しにこのお宅にお邪魔してみましょう」

キョン(そういうと古泉は知らない人の家の敷地にずかずかと侵入した)

キョン「お、おい。何してるんだお前」

古泉「やはり……。来てみてください、おもしろいことになっていますよ」

キョン「何……な、なんだこりゃ……」

キョン(その誰ともわからん家のブロック塀の内側は漆黒で満たされていた。外の道路から見えない場所は全部真っ黒くろすけだったってわけだ)

キョン「まるでハリボテだな」

古泉「これでこの世界の仕組みについてだいたい予想できました」

古泉「おそらくここはある人物の記憶の世界、夢の世界です。時間が無い世界、そして記憶に無いところはハリボテ状態になっている世界。さて、この永遠に美しい夢を見ている人物とは、一体誰なのでしょうね」

キョン「またハルヒの夢の中なのか」

古泉「あの時は、夢だった、ということにしただけで、閉鎖空間もすべて現実のものですけどね」

キョン「ってことはこの世界は竜宮城へ向かうカメの甲羅の上に存在してるとでも言うのか? 時間を忘れて鯛やヒラメの舞踊りを楽しんでろってわけかよ」

古泉「案外そうかもしれませんよ。それを確かめるにはその漆黒に身を投げいれればいい」

キョン「やなこった」



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