過去ログ - 【咲-Saki-】照「なぜかいろんな人に目の敵にされる」
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6: ◆jBL8Qe1.Ns[saga]
2015/07/29(水) 13:27:06.06 ID:wKu4pP350

〜〜回想終了〜〜


尭深「……ということがありまして」

菫「……気付かなかったな。一年間一緒のチームに居たのに……なんということだ」

照「インハイの後は特に話しかけにくかった。拒絶オーラ出てた」

菫「となると、まさか、A先輩たちも照の思い込みじゃなくて本当に……?」

誠子「A先輩? えっと……誰ですか?」

照「私が一年の頃の部長。イメージ的には今の菫を上品にして五年分ぐらい大人にした感じ」

尭深「ひ、弘世先輩を更に大人にするんですか……?」

?「へ? スミレが大人に……!?」


ガラッ!!


淡「スミレなにやってんの!? 不純異性交遊は校則違反だよ!!」

菫「なにか盛大な勘違いをして入ってきたな。とりあえず正座しろ」

淡「え? いきなり正座? 理不尽すぎない?」チョコン

尭深「とか言いながら正座するんだね」

誠子「意外と従順だからな、大星は」

菫「……しかし、A先輩となると確認のしようがないな。どうしたものか……」

淡「え? 正座させておいてあたし以外の話題を進めるの? これ、忘れ去られるパターンじゃ?」

監督「あら、懐かしい話をしてるわね。Aたちのこと?」

照「あ、先生。淡と一緒だったんですか?」

菫「そういえばこの人が居たな。何か知ってるかもしれない」

監督「?」

尭深「監督、そのA先輩たちなんですが、宮永先輩絡みでなにかトラブルとかありませんでした?」

淡「ねえねえ、私の正座の件がさっそく無視されてるけど、これいつまで正座するの?」

監督「そうねえ……強いて言えば、宮永を上位チームにねじ込むときに揉めたわね」

菫「おいこら、なにやってんだ指導者。あの頃は新入生で周りが見えてなかったから気付かなかったぞ」

監督「上位チームは三年生中心で、それまで培ってきた絆とか先輩から受け継いだ想いとかあるから、四月になってメンバー削って新人入れろとか無茶なのよね」

尭深「さらっと言ってますけど、分かっててやったんですか!?」

監督「だって宮永を下位チームで腐らせるわけにもいかないし。結局、唐突に上位四チームで勝負させて、【勝ったところ】にねじ込んだのよね」

誠子「勝ったところって……それ分かってたらわざと負けるんじゃ? その勝負やる時になんて説明しました?」

監督「『試合をして決めましょう。宮永が入るべきチームを。麻雀で決めるのが一番後腐れがないでしょう』って言って始めたわ」

菫「……頭が痛くなってきた。そりゃ、流石のA先輩も恨むだろうさ」

監督「Aといえば、あの時の虎姫って初代なのよね。一年生の頃に一年五人で組んで三年間……幼馴染だったらしい四人組を中心に、申請ギリギリで当時の一年の二番手だったEを引っ張り込んで来て、一年生チームながら部内戦で決勝卓に残る快挙を成し遂げた。あの時、二年後のレギュラーはこの子達だと予感したわ」

照「ヤバい、聞きたくない情報が次々と……」

監督「例の勝負の一週間前にFが倒れてたから宮永を入れるのにちょうどいいと思ったのだけど、妙に強く反対されて……」

菫「おいやめろ、それ以上フラグを立てるな」



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