過去ログ - 山城「私の不幸な十二か月」
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7: ◆w9YfhPzWyofp[saga]
2015/07/31(金) 17:30:54.15 ID:endnDPCI0
六月

山城「不幸だわ……」

提督「おう山城。具合どうだ?」

山城「まだ少し熱っぽいですね……すいません。風邪なんかひいちゃって」

提督「気にするな。雨の中出撃させた俺が全面的に悪い。どれ、おでこ出してみ」

山城「あー……提督の手、ひんやりして気持ち良いですね……」

提督「お前の額が熱いだけだ。まだ下がらなさそうだな……」

山城「頑張って、明日までには治して秘書艦の仕事に戻りますから……」

提督「無理すんな。扶桑が代わりに頑張ってくれてるから、ゆっくり完全に治しなさい」

山城「うう……迷惑をおかけします姉さま……」

提督「っと……そうだ。腹はどうだ? 何か入れられるか?」

山城「うーん……少しだけなら」

提督「そりゃ良いことだ。おかゆ持ってきたから。食べなさい」

山城「……提督の手作りですか?」

提督「いや。ちゃんと間宮に頼んで作ってもらった。安心しろ」

山城「……そうですか」

提督「少し残念そうだな?」

山城「そんなことないです。それじゃいただきますからお鍋ください」

提督「断る」

山城「なんで」

提督「山城はそのまま口を開くだけでよろしい」

山城「え……それって」

提督「あーん」

山城「じ、自分で食べられます!」

提督「ダメ。鍋ちょっと重いし、火傷したら嫌だろ」

山城「うー……」

提督「勿論、食べないのもナシだからな。ほら、冷めちゃうから早く」

山城「……いただきます」アーン

提督「よしよし。よく噛んで食えよ」

山城「あー……余計に熱が上がりそうだわ……」モグモグ


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