16: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/07/31(金) 23:43:17.56 ID:gBspi9WL0
八幡「戻ったぞ」ガラリ
結衣「おかえりー。小町ちゃんなんだって?」
八幡「お前、小町に昨日のことチクッただろ」
結衣「あ、ばれた?」
八幡「やっぱりか。危うく晩飯抜きか、食卓がトマトづくしになるところだったんだからな」
結衣「ヒッキートマト嫌いなの?」
八幡「おう。前からずっと言ってんのに、すっとぼけて忘れたフリとかするんだよあいつ」
雪乃「どうやって切り抜けたのかしら?」
八幡「ああ。あいつは本気トーンの『可愛い』とか『愛してる』に弱いからな。一瞬強気に出てから優しくささやけばそれでOKだ」
結衣「…………」
雪乃「…………」
八幡「どうした? え、なにこの空気?」
雪乃「さあスケコマシ谷くん? 尋問の続きを始めましょうか」
八幡「さっきからあだ名に原型が残ってなさすぎじゃない?」
雪乃「スケコマシくん?」
八幡「もうそれは俺じゃないぞ」
結衣「…………」
八幡「由比ヶ浜?」
結衣「……女の敵」
八幡(ゴミとかヒキガエルとかごみぃちゃんはあったけれど、まさか自分がそんな不名誉な呼ばれ方をするとは思ってもいませんでした。そんな17歳の、冬の出来事でした)
× × ×
60Res/24.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。