19: ◆P/xuBXcoHgtU[sage saga]
2015/08/02(日) 14:08:51.24 ID:LS2OFy5V0
“新子憧の場合”
憧「ねーえー、私のことどう思ってんの」
京太郎「そりゃあ、もう、大変大切な大親友と言いますかね?」
憧「ふーん......」
何!?こいつこんな酒癖悪いの!?
顔を赤らめてこちらの袖を引っ張る様は本来キュンと来てもおかしくないのに、酒臭さのせいで台無しなんですが。
憧「なに?私と呑むのがそんなに不満?」
京太郎「いやいやいや!そんなわけ、ははははは」
もうやだ怖いよ!こう目が据わってるところとかさぁ!
憧「あんたさぁ、もうちょっとはっきりしなさいよ」
京太郎「お、おうすまんかった?」
憧「可愛いでしょ!?嬉しいでしょ!?」
京太郎「もちろん、憧は可愛いし憧と呑めるのはうれしいなぁ!」
なんか、情けないなぁ。俺。
憧「あんた、私のこと、好き?」
京太郎「......ああ、好きだよ」
本当に情けない。
......こんな形でないとはっきり伝えられないなんて。
憧「ふーん......」
そう言いテーブルに突っ伏す憧。
きっと、明日はも何事も無かったかのように。
京太郎「素面で言えるのはいつになんのかねぇ」
酔わない俺は、きっと冷めることはないのだろう。
いつか、ちゃんと。
そう思いつつ、憧の頭を撫でるのであった。
憧「......ばーか」
218Res/93.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。