199: ◆JMQrjAAXSXNz[sage saga]
2015/08/15(土) 23:00:38.34 ID:rf2Txauf0
“末原恭子の場合”
恭子「ほんまにきーとるんかー?」
京太郎「聞いてますよ、ちゃんと。ははは......」
どうしてこうなった。そのフレーズで頭が埋め尽くされる。
可愛い女性と混浴なんて夢にまで見たようなシチュエーションじゃないか。なのに、どうして、
恭子「何が悲しくてあのキ○ガイ監督に追っかけ回されなかんねん!」
京太郎「あの人、姫松の監督さんが復帰した途端同チームに入団してましたね...」
恭子「麻雀に関して、ゆーとることは分かるよ?ほらおっしゃる通りですわ。でもそれ以外のことはどう考えてもおかしいやないの」
京太郎「まあ、確かに少しやり過ぎだとは思いますが」
恭子「少し!?少しって何なん!?無駄にコスプレさせることか!そのまま喫茶店でバイトさせることか!その動画をアップすることか!?」
京太郎「想像以上に酷かった!?」
おおう、末原さんがクレイジーというのも納得だ。
恭子「須賀君の身内にも居らんかった?人使い荒い悪魔みたいなん」
京太郎「悪魔って...。確かに人使いは良くなかったですけどそんなもんじゃないんですか?」
恭子「いや、あれは酷かったわ。最初清澄はどんな鬼畜かとおもーとーたもん」
京太郎「そうなんですか?ちょっと比較対象がハギヨシさんくらいしか居なかったんで分かんないですけど」
あの人一人で俺の10倍以上働いてたしなぁ。つーかあの人ほんとに一人なんだろうか。
恭子「あー、あれや。自覚無いあらへんやろうけどあんたも十分おかしいで」
京太郎「俺からしてみればまだまだだと思うんですがね」
雑用だって、流石に今はやってないけど欠かせない存在だったかって言ったらそうでもないしなー。
恭子「はん。うらやましかないけどな。そないなメンタル」
京太郎「メンタルだったら末原さんのほうが凄くないですか?」
恭子「...お世辞なんていらんから」
京太郎「そこまで卑下することないじゃないですか。俺は魔物相手に立ち回る末原さん格好良くて好きですけどね」
本当に格好いいと思う。才能の乏しい俺にとって、末原さんは理想の一つだ。
恭子「...あんた、そないなことばっかりゆーとるん?」
京太郎「そんなことって?」
恭子「はぁ...自覚なしか」
心底呆れています、とアピールするかのように溜息を着く末原さん。何か悪いことしたかな。
恭子「一ついいこと教えたる。女の子は『かっこいい』ゆわれるより『かわいい』ゆわれたいいもんなんやで?」
そう言う末原さんは意地悪気で、とても嬉しそうだった。
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