24:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 04:00:29.86 ID:V8gzDOoiO
咲「お茶しか出せませんけど」
健夜「おかまいなく」
ここ数日でお決まりになったやりとりを済ませ、テーブルにつく。
咲は改めて目の前の女性を眺め、とりとめもなく浮かぶ物思いに思考を委ねた。
どこか野暮ったくて、内向きな性格でありそうなことが外観からにじみ出ている。
直向きさのなかに、なにかねじくれたものを感じる。
そんな、彼女を形作るパーツのひとつひとつに、(許しがたいことではあったが)不可思議なシンパシーを感じてもいた。
小鍛治健夜。調べてみれば…いや、さほど調べるまでもない。彼女は麻雀において、世界的に有名な人物であった。
若くして手にした称号は数知れず、『麻雀』を嗜むうえでは知らないことが恥と言えるほどの存在だ。
なのに、今こうして咲の目の前にいる。ふつうにお茶を飲み、氷を口のなかで転がしたりもする。ふつうにふつうだった。
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