56:1[saga]
2015/08/06(木) 03:57:42.19 ID:DprYNBt5O
それからというもの、健夜はプライベートのほぼすべてを人材発掘に費やした。
プロとしての仕事がある時は、柄にもなく他のプロ雀士に話を振り、情報を集めた。
試合で地方へ出かける時があれば、時間を見つけては付近のめぼしい学校を巡る。
幸い、自身の持つ知名度がハードルを幾分も下げてくれていた。
簡易なアポイントメントで目的との接触を果たせたし、情報を引き出すことも容易かった。
慣れない人付き合いに精神を削られながらも、着々と数をこなしていく。
時は瞬く間に過ぎ去っていき、気付けば年が明けていた。
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