9:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 10:56:08.70 ID:AFTPgp4C0
ナゲットと呼ばれる生物が肉に食いつくタイミングを見計らって、さやかが合図を確認した。
ほむら「いくわよ!」
私が起爆すると、一瞬のうちに爆風が周囲に散り謎の生物は黒焦げになっていた。
やった! 倒せた…!
風圧で私もよろけてはいたが、無傷。
「ピキィイイイイイイイ〜〜!!!」
まもなく獣の雄叫びが廃道に響くと同時に、雷鳴が私の方に迫ってきた。
ほむら「えっ!?」
その雷撃を避けるすべはない。
ほむら「ぁっあああああっ!!」
全身が焦げるように熱く、電撃があちらこちらを蝕んでいくのがわかる。
っっつ。
なに?何があったの?
さやか「やっぱりもう一匹潜んでいたね」
訳知り顔で頷くと、さやかは奥の闇へと疾走。
電撃の合間をぬってその先に突剣を突き立てる。
「ピキィイイイイイイイ!」
さっき爆風で焼け焦げたナゲット――より2、3倍大きな体格の生物が悲鳴をあげて、その場に倒れた。
強いっ!?
痛みを感じるとともに、さやかの剣技に目を奪われた。
ソウルジェムなしで、この動き。本当にさやかなの?
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