141:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/03(月) 00:51:12.78 ID:DnqfYCMQ0
それは他の人と違い喜びでない――偽装されたものでした。
和「大星さんが見つかってよかった――私は本当に嬉しいです」
皆さんもそれには同意し頷いた。
和「さて見つかったものとは大星さんの持っていた――というより握っていたものです。まあこれは後々言うことになります」
洋榎「回りくどいわ!さっさとせえへんと虎服着せるで」
ええっ……嫌がらせの道具にするって、それでもファンですか。というか何だか皆さん元気になってませんか。
和「分かりました。色々あって面倒ですが、一つ一つ説明させてもらいます」
私はもう回りくどいことを言うのをやめた。
和「まず大星さんです。あの瞬間、つまり照さん弘世さん、部長が外から帰ってきてみんなが集まったときに私はアルコールの臭いを感じました。
それでアルコール、お酒のある地下貯蔵庫に行ったら大星さんがある容器の中に、ということです。
……ちなみに大星さんをここに入れたのも犯人だと思います」
私の言葉を聞いて、また皆さんに怒りが湧くのを感じた。特に照さんは表情を強く変えた。
和「大星さんは髪を握っていました。最後に会った人、つまり犯人ですね。私は犯人にあたりをつけ事件を逆算して考えると全ては説明できることに気付きました――余りにも簡単に」
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