144:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/03(月) 00:58:48.34 ID:DnqfYCMQ0
和「さて話を錯覚に戻します。この錯覚というのは端的に言うと順序です」
部長と憧は考える素振りをしたが、何か気付いたようです。
和「難解なのは刺された、叫んだとみなさんが無意識に考えていたから。でも叫んだ、刺されたなら?」
犯人は私が種に気付いたことを悟り目をつむる。
和「ではもう一気にいきましょう」
私は息を吸い込む。
人を人を罰することができる根拠を私は知らない。もしかしたらこれは罪かもしれない――でも
和「玄さんは明かりを切る際に催眠効果のある針に刺さり、叫んだ。
これであの部屋が暗かったのも頷ける。また玄さんは扉の近くでエプロンを脱いで倒れていたという事実も」
和「そしてあのとき一番最初に、暗闇の中玄さんに近づいて、果物ナイフを指したのは――弘世さん、です」
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