過去ログ - 和「かまいたちの夜」
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41:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:46:03.84 ID:5uQHH2Qt0
和「えっと……話しかけないのは、そもそもまだ慣れ親しんでいないからで、私はそう積極的じゃないですし。

名前を呼ばないのは何て呼べばいいのか決めかねているからで、その、咲さんと同じ名字じゃないですか」

私はとにかくさきほどの問いかけに答えました。
以下略



42:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:48:14.45 ID:5uQHH2Qt0
淡「急にしんとしてびっくりしちゃったよ。和がテルを嫌うって、初耳だし。女特有の影の闘争があったのかー!?って」

洋榎「というかどう考えればそんなこと考えるんや」

照「うん……私もちょっと恥ずかしくなってきた。咲のことで原村さんが私を嫌ってるかなって……」
以下略



43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:50:03.82 ID:5uQHH2Qt0
恭子「しかし誤解が解けてよかったやないか」

照「そうだね。でも原村さん、私の呼び方を気にしてるなら、名前で呼んでくれたら嬉しい」

洋榎「いや、それは無茶やろ。いきなり呼び方変えるのは結構あれやで」
以下略



44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:52:13.90 ID:5uQHH2Qt0
結局末原さんの愛宕さんへの主将呼びの言及と、徐々に親しみを込めるようにしようという話にまとまった。

そもそも名前という記号は人間関係の要点に違いなく、人間関係の発展に従い呼称も親しみ深くなる。

呼称を強要するのはエゴというもので、それは皆さんも分かっているようで、それぞれの希望をやんわりと伝えるにとどめたのでしょう。
以下略



45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:54:52.34 ID:5uQHH2Qt0
恭子「あれ、玄ちゃんは?」

言われてみれば玄さんはいなかった。

菫「ああ、松実さんは最後の掃除をするって」
以下略



46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 15:57:29.09 ID:5uQHH2Qt0
淡「えー、スキー楽しみにしてたのに」

照「自然のことだし仕方ないよ。それに私としてはみんなと話せるだけで楽しい」

咲「私も今日はたくさん滑って疲れちゃったから、明日はいいかな。淡ちゃんにはまた明後日教えてもらうよ」
以下略



47:名無しNIPPER[sage ]
2015/08/02(日) 16:00:05.36 ID:5uQHH2Qt0
呼称は想像して書いたりしたので一貫性がないかもです。


48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 16:09:50.46 ID:5uQHH2Qt0
5

話が弾む中、二階からやや慌ただしく憧と穏乃が降りてきた。

二人は何かを探している様子。
以下略



49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 16:11:51.76 ID:5uQHH2Qt0
誘拐や暴漢なんてここであるはずありませんし――少しでも頭に浮かんだのが恥ずかしい――、病気、ということもあるのでしょうか?

でもそれも、玄さんは健康そうでしたからあまり考えられない。

単純に明日の料理の下ごしらえにいそしんでいるだけ、あるいはほかのお仕事、と考えるのが自然ですよね。
以下略



50:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 16:16:14.13 ID:5uQHH2Qt0
どこから聞こえたかはっきりとしなかったけれど、しかしこの状況が私に予感させた。

玄さんではないか。

刹那の後、穏乃はいち早く調理場の方へ走り出した。
以下略



51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 16:17:48.44 ID:5uQHH2Qt0
菫「松実さん?……咲ちゃん、部屋の明かりをつけて」

目がわずかに慣れて、弘世さんの足下に何かが横たわっているのが見えた。

玄さん、なのでしょうか。
以下略



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