56:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 16:29:29.77 ID:5uQHH2Qt0
憧「切断面は鋭いし、老朽が原因でもない。ということは誰かが意図的に切ったということ」
憧はそう区切って口を閉ざし、憎悪に満ち熱病患者のようにぎらぎらとした目で私たちを睨む。
そう憧と玄さんは私よりも深い関係だった。
私でさえああだったのだから、憧はそれ以上に――
だから私たちが意識的に、あるいは無意識に忌避しているその感情を、その考えを覚えていることを、私は許容しなければいけない。
よく見てみると、愛宕さんと照さん、それに咲さんはある悲しみに落ち込んでいることが伺えた。
きっと私自身も。
156Res/112.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。