過去ログ - ドラえもん 出木杉「僕は天才だ」
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10: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 17:40:05.92 ID:p8xjFUjs0
成績もとうとう学年の真ん中にまで落ち込んだ。
大学にいくのも危ないだろう。だが頑張らなければならない。
のび太を見るんだ。あんなバカより頑張ってる僕のほうが偉い。
僕がのび太をみていると
静香「出木杉さん知ってる?のび太さん最近勉強頑張ってるんだって。
11: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 17:45:13.24 ID:p8xjFUjs0
静香「出木杉さんも成績このごろ落ちてるようだけど、がんばって。
部活は辛いでしょうけど。応援してるわ」
出木杉「うんそうだね。ありがとう」
分かったように言うな。部活の辛さが帰宅部のお前なんかにわかるか。優等生ぶった笑顔で答えながら
その場を去った。
12: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 17:48:44.12 ID:p8xjFUjs0
〜大学〜
僕は勉強を頑張ったものの東大へ入ることは出来なかったが国立の理系大へ入ることは出来た。
宇宙飛行士になるという勉強はもはや叶いそうにない。
目指すのは大学院へ行って教授になることだ。僕ならその程度はできるだろう。
13: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 17:53:28.37 ID:p8xjFUjs0
地元から少し離れているため一人暮らしだ。
親からの仕送りとバイトで生活している。
のび太達とはもう会わなくなった。
・・別にいいさ。あんな愚民どもなんて会っても会わなくともどうでもいいんだ。
僕の人生に必要ない。
14: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:00:03.35 ID:p8xjFUjs0
〜大学院〜
僕の通ってる大学の大学院へ進学することにした。
真面目に研究を進める。教授の役に立ち人脈を形成し教授になるための骨組みをつくる。
そして自分の研究も進める。
院生の中ではかなりの働き者だろう。
15: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:03:42.27 ID:p8xjFUjs0
そして時は流れそろそろ卒業の日だ。
論文も書いた。就職活動もうまくいったはず。
僕の未来は明るい。
16: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:08:19.25 ID:p8xjFUjs0
ある日教授になれるかの合格通知が届いた。
心臓がかつてないほどに鳴っている。
落ち着くんだ僕。これまで頑張ったじゃないか。
高鳴る心臓をなだめながら震える手で通知を開けた。
17: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:09:40.88 ID:p8xjFUjs0
頭が真っ白になった。
そこにあったのは不合格という文字。
そんな・・・まさか・・。
・・・。
18: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:16:30.00 ID:p8xjFUjs0
大学院卒業の日。
僕はふわふわとしたなんともいえない気分で卒業に出席していた。
頭が何もかんがえられない。
とにかくこの面倒なことを終わらせよう。それだけだった。
19: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:22:27.06 ID:p8xjFUjs0
翌日大学院へ行く準備をしながら卒業したことを思い出した。
何か仕事を探さなきゃな。ぼーっとしながらかんがえる。
ただまあお金はまだある。
もう少し暇をつぶしていよう。
それから本を読んだり、ネットをしながら数週間過ごした。
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