過去ログ - ドラえもん 出木杉「僕は天才だ」
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15: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:03:42.27 ID:p8xjFUjs0
そして時は流れそろそろ卒業の日だ。
論文も書いた。就職活動もうまくいったはず。
僕の未来は明るい。


16: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:08:19.25 ID:p8xjFUjs0
ある日教授になれるかの合格通知が届いた。
心臓がかつてないほどに鳴っている。
落ち着くんだ僕。これまで頑張ったじゃないか。
高鳴る心臓をなだめながら震える手で通知を開けた。


17: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:09:40.88 ID:p8xjFUjs0
頭が真っ白になった。
そこにあったのは不合格という文字。
そんな・・・まさか・・。
・・・。


18: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:16:30.00 ID:p8xjFUjs0
大学院卒業の日。
僕はふわふわとしたなんともいえない気分で卒業に出席していた。
頭が何もかんがえられない。
とにかくこの面倒なことを終わらせよう。それだけだった。

以下略



19: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:22:27.06 ID:p8xjFUjs0
翌日大学院へ行く準備をしながら卒業したことを思い出した。
何か仕事を探さなきゃな。ぼーっとしながらかんがえる。
ただまあお金はまだある。
もう少し暇をつぶしていよう。
それから本を読んだり、ネットをしながら数週間過ごした。
以下略



20: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:28:23.14 ID:p8xjFUjs0
ふとのび太やそのほかの小学校のクラスメイトたちのことが思い浮かんだ。
あいつらは何をやってるんだろう。
もしかしたら仕事につけているのかも。
剛田武は剛田商店を継いでるんだろうな。
骨川スネ夫は親の次期社長として順風満帆。
以下略



21:名無しNIPPER[sage]
2015/08/02(日) 18:32:49.97 ID:bsRwd4tAO
院生の身で即教授狙うとか、流石に現実見えてなさすぎじゃないですかね……


22: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:34:42.54 ID:p8xjFUjs0
かつての自分を思い返してみる。
愚民、低脳と人を見下していた独りよがりの可哀想な自分。
周りからの協力があるからここまでの自分があるのにそれに気付かない愚かな自分。
もしかすると自分が一番の馬鹿なのかもしれない。
もう少し周りが見えていれば・・・。
以下略



23:名無しNIPPER[sage]
2015/08/02(日) 18:36:43.40 ID:aQIw91eoO
過信しすぎた結果、現実を見れなくなることも珍しくはないぞ


24: ◆pqpS78nrA6[saga]
2015/08/02(日) 18:42:13.00 ID:p8xjFUjs0
???「出木杉君かい?」
声が聞こえた。驚いて振り返ってみる。
出木杉「き・・・君はドラえもん君!?」
ドラえもん「うん、そうだよ。僕ドラえもんです」
のび太君「驚かせちゃって悪いね、出木杉君」
以下略



25:名無しNIPPER[sage]
2015/08/02(日) 18:46:07.90 ID:zNvfANJPo
そりゃ院生から教授になれるわけないだろと


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