115: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2016/01/15(金) 06:32:19.82 ID:/aoxDJVuo
呪術師「え、と……私から、質問しても……」
犬勇者「ああ、良いぞ。俺ばっかりするのは……な」
呪術師「…………なんで、私のぱんつ被ってる」
犬勇者「こ、これは……匂いを、辿って来るには……必要だったんだ……」
ぎくり、と胸が痛む。決して、疚しい気持ちなどないのだ!
呪術師「…………不問にする。でも、返して」
犬勇者「あ、はい」
するり、と取り上げられて少し切ない気持ちになった。
いや、決して名残惜しいとかではないのだが……ないのだが……。
呪術師「…………その」
犬勇者「…………おう」
呪術師「………………………えっと」
犬勇者「………………………なんだよ」
呪術師の顔が赤かった。俺の顔も、きっと人間の身体なら赤かった。
そりゃそうだ、緊急とはいえキスまでした。そして、俺の声は完全に”俺”なんだ。
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