過去ログ - 犬勇者「わんわんお!」
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129: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2016/01/15(金) 06:40:07.96 ID:/aoxDJVuo

風呂から出た後、俺達はやっぱり少しぎこちなかった。
小っ恥ずかしいのだ。恋人同士になった、というのが……なんだか、もうね。
だけども、それよりもまずはこれからの方針を決めなくては。

犬勇者「ごほん……え、えーと、呪術師さんや」

呪術師「ん、ん……なに?」

犬勇者「明日、王都に行こうと思う」

呪術師「うん……私も、そう思ってた」

犬勇者「野盗の件、王とギルドに報告した方が良い。ありゃ、なんか企んでる」

悪い予感は外れないものだ。杞憂では済まされない。

呪術師「それもそうだし、勇者の現状と魔王の件についても、報告するべき」

犬勇者「そうだな。王には悪い報告かもしれないけど、俺が生きてるってだけでも不幸中の幸いだ」

呪術師「それから対策を神官達とも練るべき。勇者を人間に戻すには、魔女をなんとかしないと」

そうなんだよなあ……。
とはいえ、言葉を話せなかった時から考えれば大きな進歩だ。
これを皮切りに事態が円滑に進めば良いんだが。


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